OMC

2018年1月26日金曜日

更なるアトピー新薬治験、募集中!

デュプリマブがアトピー性皮膚炎専用生物薬競争の先陣を切ってから、他の製薬会社も次々と参加してきました。


Dermira製薬会社(ダーミラ)-Lebrikizumab(レブリキズマブ)
抗インターロイキン13のバイオ薬、第2フェーズ治験が2月~3月にスタートします。喘息用として開発されていましたが、アトピー性皮膚炎用として治験が始まりました。レオ社のトラロキヌマブととても似た経路を辿っています。


Abbvie製薬会社(アビー)-Upadacitinib(ウパダシティニブ)
JAK1阻害剤のバイオ薬、第3フェーズ治験が4月頃にスタートする予定です。これは毎日服用する飲み薬であり、フェーズ2の治験データではデュプリマブよりも良い効果が見られたようです。飲み薬のデメリットは胃の中でタンパク質が分解されてしまうため、注射投与よりも効果に差がある可能性もありますが、そこの難関も克服している新薬の用です。
アメリカ連邦薬事法からBreak Through Therapy Designationをフェーズ2Bの治験でとても安全性と効力が高いため、早く市場に出せるようにする許可を得ました。


上記の治験はドクターマセソン・ドクターイースト・ドクターブラウベルトの下で参加出来ます。診察・治療・お薬などは治験中すべて無料です。1回の診察に給付金$50が頂けます。航空費・滞在費などは別途となります。
3ヶ月以上の長期滞在の場合は、治験患者用ビザで安心して滞在出来ます。ビザは10年間有効です。

ビザ手続き、滞在、同意書や治験に関する翻訳や送迎、すべてOMCがセッティング致します。
治験と聞いて怖がる方も多いですが、インサイダーですでに効力の高いお薬で安全性が高い物だけを進めております。

ご質問等は:
Info@omcllc.org  にてよろしくお願いします。


2018年1月23日火曜日

バイオ薬・生物薬の効力、効果とスピード

生物薬は人によって効果が表れるスピードがかなり異なるようです。病状や因子の強さなど、スキンケアの上手い・下手や、今までどれぐらいステロイド使っていたかなど、無限のようにシナリオがありますが、デュプリマブやトラロキヌマブ、生物薬はステロイドよりも効果が現れるのは遅いです

全く違う作用のお薬なので、今のデータでは、サイクロスポリンや内服ステロイドなど、同時に使っても問題はまだ起きていません。始めの辛い時に内服薬やサイクロスポリンで抑え、生物薬の効果が発揮するまでの時間稼ぎとしても使えます。

生物薬だけでは炎症を抑えきれない場合は、サイクロスポリンとデュプリマブ、両方で抑えている方もいます

生物薬ではリバウンドは抑えれません。
バクテリア感染も抑えられません。
スキンケアの代わりにもなりません。
トリガー駆除(悪化の要因)の代わりにもなりません。(生物薬の効果を貫いて炎症が出ます)

体の炎症が出るリミットの幅を広げる事と、喘息・アレルギーにも効きます

治験中のプロトコルにスキンケアを行う必要があるので、それだけ重要だと言う事は製薬会社も認知しております。

6週間ほど投与しないと偽薬かどうかは判らないと思います。
打ってすぐに効いたと言う方もいますが、プラセボ効果(すごいお薬を打った気持ち)もあるので、他の患者の意見などはあまり気にしなく進める事をお勧めします。


2018年1月8日月曜日

高額医療ローンプログラム、千葉銀行

海外医療の場合、金銭的な問題をクリアするのが難しい方もいます。病気が酷くて仕事にも行けなかったり、親からお金を借りるのには説得するのも大変、病気の事が理解してくれない時もあります(親からブーイングを受けたり)。

アメリカ的な考えですが、こちらでは18歳になると独立して一人で生活する人が多く、大学費用などもローンを組んで奨学金以外で学費を自腹で払って学校へ行く人がとても多いです。卒業して、仕事を探してから払う仕組みになっています。

病気で仕事が出来ず、でも病気を治してから仕事に復帰し、ローンを払っていけると言う方であると、日本はアメリカよりも金利がかなり安いので、海外医療ローンのプログラムを行っている銀行もあります。
かなりケースバイケースの用で、病状やこれからローンが払っていけるかどうかの査定なども当然ありますが、今の所500万円までの借り入れが可能のようです。

我々の経験上、特にアトピーの場合は治療後に人生が大幅に変化した人がほぼ全員と言っていいぐらい(2017年アンケートを基に)のデータを得られたので、仕事に復帰したり結婚する方が多いです。現在仕事についている方も仕事の効率は上がっているはずです。

我々の治療プログラムに参加するためのローンで成功率が高い所は、千葉銀行と言う所です。ここは海外医療ローンプログラムがあります。


車でも家でも、ローンが必要な時は、とても使えるツールだと思います。体に投資するお金は、アメリカではもったいなくないと認識されています。
治療費のお見積りから査定に入って、ローンが決まる仕組みのようです。金利などはその方によって変動するとは思いますが、一度お問い合わせてみるのも希望の一つになるかと思いました。

2018年1月6日土曜日

アトピー治療スケジュール 2018年


2018年、渡米アトピー治療プログラムの日程が決まりました:

1月22日(月)渡米・初診
2月22日(木)帰国

2月26日(月)渡米・初診
3月29日(木)帰国

リフレッシュされたケアホーム、ドクターマセソンと共同に日本のアトピー患者を診て頂けるドクターイースト、デュプリマブを使っての治療など、より良い治療プログラムになるように更新されました。

 ドクターブラウベルト・OHSU皮膚科専門医教授
国際乾癬評議会代表者
アメリカ、ナショナルインスティテュートオブヘルス(NIH)研究主任

 ドクターイースト、OHSU元皮膚科専門医准教授
ジョン・ホプキンズ皮膚科レジデンス

ドクターマセソン、臨床治験研究主任
元PNW皮膚科学会会長
臨床研究400件以上

進化する病気には進化する治療が必要です。

共にアトピーを退治しましょう!(アトピーの因子を取り除く事は出来ません)。

治療内容の資料やお問い合わせは:
アトピーアソシエイションジャパン

無料SKYPE面談なども行っております。アメリカオフィスともビデオSKYPEでのご予約も可能です!

info@omcllc.org
ライン:KoheiPDX
Skype: Kohei Takazawa

2018年1月4日木曜日

トラロキヌマブ治験スタート!

LEO社のIL13モノクローン・バイオ薬のトラロキヌマブ第3治験の方が正式にスタートしました!
ドクターブラウベルト・マセソン・イーストの皮膚科専門医がチームで行っています。

デュプリマブ治験に参加していた患者様もトラロキヌマブ治験に参加された方もおられ、両方のお薬を比較できるのでとても興味深い治験です。

現在の評判では、デュプリマブよりも効きは遅いが、効果を発揮しだすととても似ているようです。
結膜炎の副作用がまだ見られていないのがメリットなのと、IL4の制御が無いため、もっと安全性が高い可能性があります。

コストはまだ判りませんが、今市場に出ているバイオ薬はすべて高額なので同等ぐらいだと想定出来ます。

但し、ライバルのお薬があると言うのは消費者にとっては良い事です。

この治験もやはりスキンケアは必ず行う必要があり、ケア出来ない方は治験から外される場合があります。それほどスキンケアはアトピー治療に取って重要だと言う事が判ります。

新薬を使ってもトリガー駆除や感染対処を行わないと炎症が貫いて出てきます。

ドクターベイカー(免疫学専門医)も、医者として40年近く研究やさまざまな新薬が市場に出てくるのを見てきましたが、デュプリマブが一番画期的で安全性がとても高く、アトピーに対して一番効果があるお薬だと言っていました。

喘息・アレルギー・アトピーに対する現代の最強の武器となっている事は間違いありません。後はコストの問題さえ克服すれば、アトピーで苦しんでいる方達にとって救世主になると思います。
魔法のお薬ではありませんが、他のケアを正しく行えば、最大限の効果を得られます。